住まいのエンディングノート
国土交通省、日本司法書士会連合会、全国空き家対策推進協議会は、土地・建物の相続や処分に関する情報をまとめた「住まいのエンディングノート」を作成しました。このノートは、空き家問題の解決を目指し、家族間の情報共有や制度の理解に役立ちます。全16ページにわたり、不動産の所在地や持分、住宅ローン、売却や賃貸の希望、貴重な家財、家族へのメッセージなどを記入できます。また、住まいの処分に役立つ制度や相続ルールも紹介されています。総務省の調査によれば、国内の空き家数は過去最多の900万戸に達し、そのうち385万戸が放置空き家です。これにより、倒壊の危険や景観の悪化、治安への悪影響が懸念されています。