住宅ローンの金利動向:大手銀行は据え置き、一部ネット銀行は引き上げ

5月からの新しい住宅ローン金利が各大手銀行から発表されました。注目すべき点は、国内の大手3メガバンクが「変動型」住宅ローンの基準金利を2.475%で変わらずに据え置くと発表したことです。これは多くの家計にとって安心材料となるでしょう。

一方で、いくつかのネット銀行では金利の引き上げが発表されています。この違いは何から来ているのでしょうか? 主な理由は、日本銀行がマイナス金利政策を終了し、政策金利を引き上げたことによる影響が徐々に現れているためです。

変動型の住宅ローン金利は通常、短期プライムレート(短プラ)という、企業向けの最優遇貸出金利に基づいて設定されます。そして、この短プラに約1%を上乗せした金利が一般的です。さらに、各銀行は借り手の信用度に応じて、基準金利からの値下げを行い、個々の適用金利を決定しています。

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