災害対策

地盤・建物合わせて対策を 自然災害は起きる場所も時間も特定できず、突然発生します。台風などのある程度予測できますが、地震や噴火などの予測は現代科学をもってしても容易ではありません。このような予測が難しい災害に対しては、一定の限界までは構造の安全性が確保できるように建築物を造っておくことが重要になります。一般に住宅の設計施工を行う場合は地盤の状況を知った上で設計を行うことが前提になっているため、通常状態で不動沈下が起きた場合には品確法上の「瑕疵」になります。 具体的には沈下によって基礎などのコンクリートに0.5ミリ以上のクラックやひび割れが認められる場合です。水滴の表面張力による粒状性は0.3ミリですので、0.5ミリになれば容易にクラックに染みこんで、鉄筋などを腐食させるからです。また、床の傾きでは1000分の5以上が瑕疵の対象になります

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