中古住宅購入、思わぬ負担も

yellow concrete house
Photo by Thgusstavo Santana on Pexels.com

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から中古住宅購入時の諸経費についてのお話しです

■修繕費・手数料、膨らみやすく

住宅価格の上昇が続く中、中古住宅への関心が高まっています。新築に比べ 購入価格を抑えられるほか、戸建て住宅の場合は新築の販売がほとんどなく、中古が主な選択肢という地域もあるためです。もっとも中古住宅は上昇傾向で、リフォームなど新築にはない費用がかかることもありますので資金計画には注意が必要です。

■中古住宅の市場は

不動産流通センターによると、売り主と不動産業者が一定の媒介契約を結んで販売する中古住宅などの成約件数は2021年度に約186,000件と、過去10年で37%増えました。その一因が住宅価格の上昇です。戸建てとマンション、住宅地を総合した国土交通省の不動産価格指数は過去10年で3割上がりました。 戸建ての中古住宅の価格は千差万別で、物件の状態や立地などで大きく変わります。通常、物件そのものは近隣の新築より安くなりますが、新築では発生しない費用がかかったり、手数料などが膨らんだりすることもあります。それらを踏まえて資金計画を考える必要があります。

■リフォームについて

物件以外の費用で最大なのがリフォームです。どの程度のリフォームが必要かを知る手段の一つがインスペクション(建物検査)です。住宅診断の専門家が建物や設備の劣化状況や欠陥などを調べ、修繕に必要となる費用を見積もります。入居時に問題はなくても、その後数年で修繕が必要になる設備もあります。では、こうした費用をどのように用意するかですが、リフォーム費用を 合わせた金額を借りられる金融機関も多くなりましたのでリフォーム費用を 含めて住宅ローンを借りたほうが金利負担を抑えやすくなります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA