住宅ローンの金利上げ

yellow concrete house
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みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になった記事から住宅ローンの金利上昇についてのお話です

10年固定メガバンク6年ぶりの高水準

住宅ローンの固定金利が上昇しています。2月適用分について、三菱UFJ銀行が10年固定型の基準金利を年3.49%、三井住友銀行は年3.5%、みずほ銀行が年2.8%にそろってひき上げます。いずれも2015年~16年以来の高水準となります。

■一般消費者への影響は

銀行は10年物国債の利回りなどを参考に住宅ローン金利を定めています。ここへきて米国の金融引き締め観測でアメリカの長期金利が上昇し、日本も金利高の機運が出ています。ローン金利の低下を背景に住宅価格は高値圏で取引されてきましたが、こうした流れに影響を与える可能性があります。

■余はく

日銀が16年にマイナス金利政策を導入したことを受けて、住宅ローン金利は低下基調が続いていました。もっとも低い水準だった16年当時と比べると、現行の10年固定は0.3~0.5㌽ほど高くなっています。固定金利は将来の金利上昇リスクを抑えられる一方、変動金利よりも金利水準が高くなっています。住宅ローン市場は変動金利が全体の48.5%を占めており、圧倒的に多いことが分かります。確かに変動金利は低金利でお得感があるため、多くの方が借り入れることも納得です。とはいえ固定金利には返済額が変わらないという安心感があります。それぞれの金利タイプでメリットがあるため、どちらを借り入れるべきか迷うでしょう。

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