都心、中古も「億ション」

みなさんこんにちは山の頂日和です

今回は日経の気になる記事から都心の中古マンションの高騰についてのお話しです

海外勢が触手　価値、新築時の2.5倍も

東京都の中古マンション価格が足元で1億円を超えています。将来の売却益を狙う海外の投資家の買い意欲が水準を押し上げています。首都圏では多くのエリアで新築時と価格が逆転しており、価値が2.5倍に跳ね上がる物件もあります。一般世帯には手の届かない値段になり、住まいとしての役割がかすみ始めています。　

揺らぐ住まいの役割

海外勢の買い意欲を背景に、マンションは新築や中古を問わず値上がりが続いています。要因とされるのが、海外からの投資ニーズです。海外の不動産投資家が日本の新築物件に加えて、中古マンションを好む理由は複数あります。その一つは安さです。

円安で割安に

中古マンションは物流施設や商業施設などと比べて売買が多い。取引の動向や実績といった投資の判断材料を負いやすいことも大きい。情報の入手のしやすさから物件を内見しないまま売買することも珍しくないという。海外投資家は保有物件をいつでも売却できるよう賃貸には出さず、日本観光の際の一時的な宿泊先として使うなど、住まいとしては活用しない。こうした海外勢が都心の優良物件に触手を伸ばし、価格水準を押し上げている。