不動産査定の裏側

不動産売却の際には、多くの場合、専門的な査定サービスを利用することが一般的です。最近、あるお客様から査定の依頼を受けましたが、物件調査を行うと興味深い事実が明らかになりました。その物件の登記簿を確認したところ、名義人が依頼者本人ではなく、他の方の名前が記載されていました。

訪問査定の際にこの点を確認したところ、「所有権の移転はまだ行っていないが、売買契約は済んでおり問題ない」との回答を得ました。実は、この依頼者は不動産の転売を目的としており、専門的な知識を活かして活動しているようです。最近ではこのように、サラリーマン投資家も増えています。

我々不動産業者としては、相続物件や空き家をリノベーションし、古い建物を再生させることに使命を感じています。このような活動は地域社会に貢献するものですが、単に利益を目的とした転売はどのように見るべきでしょうか。投資行動自体は否定しませんが、不動産取引においては透明性と正確な情報が求められます。

皆さんが不動産投資を考える際には、これらの点をぜひ念頭に置いて、慎重に行動されることをお勧めします。不動産のプロフェッショナルとして、私たちは皆さんの安心できる取引をサポートするためにここにいます。

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えだまめ
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