言った、言わないではなく帳面に

「言った、言わない論争」が始まりました!不動産取引では、書類だけでなく口頭でも重要な情報を伝えることがあります。

例えば、買主が「雨漏りはないですか?」と聞けば、担当者は「そうですね」と答えることがあります。でも、その回答が後で問題になることも。当然のことですが、意味が通じないと大変ですよね。 これがトラブルにつながるケースも。

なぜなら、聞き手と答え手で受け取り方が違うことがあるから。担当者は「そのつもりで答えたつもりじゃない」かもしれないけれど、そんな細かいことはトラブルの火種になりかねません。 時には担当者が「そのつもりでない」と思っていても、その言葉の意味が受け取り手によって変わることも。

でも、裁判や相談機関が判断するときには、証拠が重要です。だから、口頭でのやり取りだけではなく、書面でも記録しておくべき。 私的には帳面に書き記すこと。それを几帳面というのでしょうか。

 そして、相手がどれだけ信頼できる人でも、大切なことは書面で確認すること。そうでなければ、トラブルが起きてからの対処は難しくなるでしょう。まとめると、信頼は大切だけど、証拠がないと進展が難しい。最終的には話し合いで解決し、双方が少しずつ歩み寄ることが必要です。

投稿者プロフィール

小野 潔子
小野 潔子
■趣味:草むしり(無になれます)、ビール造り(仕込み中が好きです)
■好きな言葉:不撓不屈、日々是好日
■資格:宅地建物取引士、AFP、リノベーションコーディネーター
■売買への思い:
不要になった空家・空地を必要な人に届けて地域の活性化につなげます。
■査定への思い:
安すぎず、高すぎず、市場にあった価格を提案し、売主様・買主様双方に喜んでいただけるような対応をします。
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